いびきが恥ずかしくて相談できない方へ|相談先や伝え方・受診目安を解説

  • 過去にいびきを指摘されたことがある
  • 病院へ行くのも恥ずかしい
  • どこに相談すれば良いか分からない

女性の中にも「自分のいびきが気になり、旅行やお泊まりが不安」「パートナーに迷惑をかけている気がする」といった悩みや不安を抱えている方は少なくありません。

いびきの問題はとてもデリケートであり、恥ずかしさから誰にも相談できずに抱え込んでしまう方がいます。

結論から言えば「いびきは骨格や体質が原因のケース」が多く、さらに身体からの不調のサインとして現れている可能性もあります。

いびきは、生活習慣の見直しや適切な治療によって改善が期待できるものであり、まずは原因と対処法を知ることが重要です。

この記事では、いびきが恥ずかしくて相談できないと感じる理由や、受診を検討した方が良いサイン、相談先や伝え方のポイントについて詳しくまとめました。

こちらをご覧いただけば、自分に合った相談先やいびきの対処法が分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会 ファビコン

一般社団法人 いびき無呼吸改善協会

いびき・睡眠時無呼吸症候群の改善を支援する専門団体。医師や睡眠改善インストラクター等の専門家と連携し、エビデンスに基づいた最新の睡眠情報を発信。いびきに悩む方やその家族が、正しい知識で適切な対策を選択できるようサポートしています。

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目次

いびきが恥ずかしくて相談できないのは自然なこと

いびきを指摘されると「そんなに大きな音を出していたの?」「周囲に迷惑をかけていたかもしれない」と恥ずかしく感じる方は少なくありません。

特に女性の場合は、旅行やお泊まり、パートナーとの同居などをきっかけに強い不安を抱えることがあります。

しかし、いびきは身体の状態が関係しているケースが多い症状です。また、自分では気づきにくいため、誰かに指摘されて初めて悩み始める方も珍しくありません。

「恥ずかしいから相談できない」と一人で抱え込むのではなく、まずはいびきが起きる原因を知り、自分に合った対策を考えることが大切です。

ここでは、いびきを恥ずかしいと感じてしまう理由や、多くの方が抱えている悩みについて詳しく見ていきましょう。

いびきは「だらしない」ではなく体からのサイン

いびきを「だらしない」「恥ずかしい癖」と考えてしまう方もいますが、実際には身体の状態が関係して起こることがほとんどです。

例えば、次のような要因によって気道が狭くなり、いびきが発生します。

  • 鼻づまりやアレルギー性鼻炎
  • 口呼吸の習慣
  • 喉や舌の筋力低下
  • 疲労や睡眠不足
  • 飲酒による気道のゆるみ
  • 骨格や顎の大きさ

いびきは寝ている間に起こるため、自分では気づきにくい症状です。そのため、家族やパートナーから指摘されて初めて知り、大きなショックを受ける方もいます。

しかし、いびきは恥ずかしい・隠したいと感じるより「睡眠や呼吸に関係するサインかもしれない」と考えることが大切です。

気になる場合は放置せず、まずは原因を確認するところから始めてみましょう。

女性や若い人でもいびきに悩むことはある

いびきというと中高年男性のイメージを持つ方もいますが、実際には20代・30代の若い女性でもいびきに悩む方はいます。

日本睡眠学会の資料では、閉経前女性でも約23.6%に睡眠呼吸障害が認められたと報告されています。睡眠呼吸障害では、いびきが代表的なサインのひとつとして知られているため、若い女性のいびきは決して珍しい悩みではありません。
参考:日本睡眠学会|「睡眠障害」の標榜実現に向けて(P.12)

女性の場合は、アレルギー性鼻炎による鼻づまりや口呼吸、疲労やストレス、ホルモンバランスの変化、顎が小さいことによる気道の狭さなどが関係しているケースもあります。

「女性なのにいびきをかくなんて恥ずかしい」「恋人や友人との旅行が不安」と感じてしまう方も少なくありませんが、いびきは性別や年齢に関係なく起こり得る症状です。

いびきの原因を特定できれば改善に向けての対策が立てられるので、まずは自分のいびきのタイプを知ることから始めてみましょう。

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パートナーや家族に指摘されるとショックを受けやすい

いびきは自分で気づくことが難しいため、パートナーや家族から指摘されて初めて自覚するケースが多くあります。

その際に「迷惑をかけていた」「恥ずかしい」と感じたり、「女性なのにいびきをかいていたなんて」と落ち込んでしまう方も少なくありません。

一方で、指摘した側にも以下のような悩みや葛藤があります。

  • いびきの音で眠れない
  • 呼吸が止まっていて心配
  • どう伝えれば傷つけないか分からない

仮にパートナーや家族のいびきに悩んでいる場合は、感情的に伝えるのではなく、実際の状況や体調面への心配を伝えることが大切です。

なお、具体的な伝え方については「パートナーのいびきに悩む場合は責めずに事実を伝える」を参考にしてみてください。

いびきで受診を検討した方がいいサイン

いびきは、疲労や飲酒などによって一時的に起こることもあります。そのため、必ずしもすべてのいびきが病気に繋がるわけではありません。

しかし、いびきに加えて「呼吸が止まっていると言われた」「日中の強い眠気がある」「朝起きても疲れが取れない」といった症状がみられる場合は注意が必要です。

こうした症状の背景には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)などが隠れている可能性もあります。

とはいえ、現在では医療機関や専門クリニックで検査や相談を受けられるため、自分の状態を客観的に確認できます。

「ただのいびきだと思っていたら別の原因が分かった」というケースも少なくないため、気になる症状がある場合は早めに相談してみると安心です。

寝ている間に呼吸が止まっていると言われた

家族やパートナーから「寝ているときに息が止まっていた」「急に大きないびきをかいて苦しそうだった」と指摘された場合は、一度相談を検討してみましょう。

いびきに加えて無呼吸がみられる場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が関係している可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が浅くなったり止まったりする状態で、自分自身では気づきにくいところが特徴です。そのため、周囲からの指摘が受診のきっかけになるケースも少なくありません。

もちろん、無呼吸を指摘されたからといって必ず病気というわけではありません。しかし、現在は自宅でできる簡易検査などもあるため、不安を抱え続けるよりも一度状態を確認しておくと安心です。

日中の眠気や朝の頭痛がある

いびきによって睡眠中の呼吸が乱れると、十分な睡眠時間を確保していても睡眠の質が低下することがあります。

例えば、以下のような症状が続いている場合は注意が必要です。

  • 朝起きても疲れが取れない
  • 起床時に頭痛がする
  • 日中に強い眠気がある
  • 仕事や勉強に集中しにくい
  • 会議中や移動中につい居眠りしてしまう

「しっかり寝たはずなのに眠い」という状態が続く場合は、睡眠中の呼吸に問題が起きている可能性も考えられます。

特に、仕事や家事、運転など日常生活に支障が出始めている場合は、恥ずかしさから受診を先延ばしにするよりも、一度しっかり検査して原因を確認しましょう。

セルフケアをしてもいびきが改善しない

いびき対策として「横向き寝」を意識したり、枕の高さを調整したり、市販のいびき防止テープを試した経験がある方は少なくないはずです。

こうしたセルフケアで改善するケースもありますが、十分な変化がみられない場合は別の原因が関係しているかもしれません。

  • 一過性の鼻づまりや鼻炎
  • 加齢による喉や舌の筋力低下
  • 顎や骨格の特徴
  • 直近の体重増加
  • 前日の飲酒

このように、いびきが起きる原因はさまざまです。

自己判断だけでは改善が難しいケースも多く、いろいろ試しても変化がない場合は医療機関にて原因を調べ、自身の身体に合った対策を検討することが改善への近道となります。

いびきが恥ずかしいときの相談先と伝え方

「いびきが気になるけれど、病院へ行くのは恥ずかしい」「何を話せば良いのか分からない」と感じている方も多いと思います。

しかし、いびきは決して珍しい悩みではなく、医療機関や専門クリニックでは日常的に相談されています。そのため、必要以上に気後れする必要はありません。

なお、相談時には「自分が悩んでいることのメモ」「いびきを録音したもの(睡眠用アプリなど)」を用意しておくと、自分の状態をスムーズに伝えやすくなります。

ここでは、いびきの相談先や受診時の伝え方をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

いびきの悩みは医療機関や専門クリニックで相談できる

いびきの悩みは医療機関や専門クリニックに相談できますが、自身の症状や要望によって選ぶべきところが変わってきます。

  • 鼻づまりや鼻炎が気になる場合は「耳鼻咽喉科」
  • 無呼吸への指摘や日中に強い眠気がある場合は「睡眠外来・呼吸器内科」
  • いびき改善を目的とした治療を受けたい場合は「いびきの治療専門クリニック」

鼻呼吸がしにくいことが原因なら耳鼻咽喉科での治療が優先される場合があります。一方で、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合には、睡眠外来や呼吸器内科で精密な検査を受けることも大切です。

また、切らないいびき治療を検討したい方であれば、スリープメディカルクリニックのような専門クリニックへ相談する方法もあります。

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受診時には「家族にいびきを指摘された」「頻繁に呼吸が止まっていると言われた」「昼間に眠くなることが多い」など、気になる症状をできるだけ具体的に伝えることで原因を把握しやすくなります。

相談前に録音やメモを用意しておくと説明しやすい

いびきは睡眠中に起こるので、自分自身では状況を把握しにくい症状です。そのため、受診前にいびきの状態を記録しておくと相談がスムーズになります。

ひとつの方法として、スマートフォンの睡眠用録音アプリを使えば「いびきの大きさや頻度」を確認できます。無呼吸のような間がある場合も、録音されたデータから分かるため便利です。

また、次のようなメモを用意しておくと相談時に役立ちます。

  • 飲酒した日に悪化しやすい
  • 疲れているときに大きくなる
  • 鼻づまりが続いている
  • 横向きで寝ても改善しない
  • 朝の頭痛や日中の眠気がある

そのほか、家族やパートナーにいびきの程度を聞いておくことも大事なポイントです。

「どんな音がするのか」「呼吸が止まっているように感じるのか」など、自分では気づけない情報も診察の参考になります。

このように、あらかじめ情報を整理しておくと、緊張せず相談ができて、より適切なアドバイスが受けやすくなります。

パートナーのいびきに悩む場合は責めずに事実を伝える

パートナーや家族のいびきに悩んでいても、「どう伝えれば良いのか分からない」と困っている方は少なくありません。

ただし、「うるさい」「迷惑だから何とかして」と感情的に伝えてしまうと、相手を傷つけたり反発を招いたりすることがあります。

いびきは本人の自覚がないケースが大半であるため、まずは「いびきの事実」と「心配している気持ち」を伝えることが大切です。

  • いびきの音で眠れない日がある
  • 呼吸が止まっているように見えて心配
  • 朝までぐっすり眠れていないのではないか

こうした伝え方であれば、相手も素直に受け入れやすくなるはずです。

また、話をするタイミングも重要です。寝る前やお互いに疲れている時間帯ではなく、日中の落ち着いているときに話すようにしましょう。

必要に応じて録音した音声やメモを見せながら、「一度病院やクリニックで相談してみない?」と提案すると、受診へのきっかけになることがあります。

いびきは責めるべき問題ではなく、一緒に改善方法を考えていく姿勢が重要です。

いびきが恥ずかしくて相談できなかった人の体験談と改善事例

ここでは、いびきを自覚してから相談・治療を受けた経験がある人たちの体験談を紹介していきます。

それぞれの「いびきに気付いたきっかけ」「すぐに相談できなかった理由」「実際に治療を受けた結果」などを、自身の悩みと照らし合わせながらご覧になってみてください。

20代女性|旅行前にいびきが不安で相談したケース

都内で事務職として働く20代女性Aさんは、恋人との2泊3日の旅行を控えていました。

もともと痩せ型でしたが、アレルギー性鼻炎があり、仕事が忙しい時期には寝不足になることも多かったそうです。

旅行の宿泊時に「いびきをしていたら恥ずかしい」と考え、スマートフォンの録音アプリで睡眠中の状態を確認したところ、鼻炎の症状が強い日やお酒を飲んだ日はいびきの頻度と音が大きくなることに気付きました。

旅行までに改善したい20代女性Aさんがとった行動は以下の通りです。

Aさんがおこなったこと
  • 睡眠時の録音を確認
  • 耳鼻科で鼻づまりについて相談
  • 寝る前の飲酒を控える
  • 横向き寝を意識する
  • 就寝前の鼻ケアを試す

耳鼻科の受診を通じて、鼻づまりからの口呼吸、疲労や飲酒などがいびきに影響している可能性があると分かり、「原因が分からない不安」が軽減されたそうです。

また、旅行当日までセルフケアを続けた結果、「以前ほどいびきを気にせず旅行を楽しめた」と話しています。現在も横向き寝や寝る前の鼻ケアを継続しながら、いびきの改善に努めているとのことです。

30代男性|同棲中のパートナーに指摘されて相談したケース

一般企業の営業として働く30代男性Bさんは、同棲しているパートナーから「最近いびきが大きくて眠れない日がある」と指摘されたことをきっかけに、自分のいびきを意識するようになりました。

当時は仕事が忙しく、帰宅後の晩酌が習慣になっていたほか、数年前より体重が増加していたそうです。また、「いびきくらいで病院へ行くのは大げさかもしれない」と感じ、しばらく相談できずにいました。

しかし、パートナーが録音したいびきの音声を聞き、自分でも睡眠状況を記録したところ、健康状態に不安を感じて受診を決意したとのことです。

Bさんがおこなったこと
  • 自分でも毎日のいびきを録音する
  • 睡眠時の様子をメモにまとめる
  • 医療機関で相談する
  • 寝る前の飲酒量を見直す
  • 体重管理を始める
  • 就寝時間を整える

医療機関での相談の結果、飲酒習慣や体重増加、慢性的な寝不足などがいびきに影響している可能性があると説明を受けました。

その後、「お酒の量を減らす」「適度な運動をおこなう」など、生活習慣改善への取り組みを開始し、現在まで継続しているとのことです。

こうしたパートナーからの指摘が、睡眠環境や体調管理のきっかけになるケースも多々見受けられます。

40代女性|家族に指摘され検査後にいびき治療を受けたケース

パート勤務をしている40代女性Cさんは、夫や子どもから「寝ている間に呼吸が止まっているように見えることがある」と指摘され、恥ずかしさと同時に健康面への不安を感じるようになりました。

そんな40代女性Cさんは、まず耳鼻科を受診して、鼻や喉など呼吸に関する検査を受けることにしました。

Cさんがおこなったこと
  • 家族から睡眠中の様子を聞き取る
  • 耳鼻科に相談する
  • 睡眠検査を受ける
  • いびきの原因について説明を受ける
  • いびき治療専門クリニックへ相談する

検査の結果、重度の睡眠時無呼吸症候群ではないことを確認できた一方、気道の狭さなどがいびきに関係している可能性があると説明を受けました。

その後、いびき改善の選択肢として「切らないレーザー治療」について案内を受け、いびき治療専門クリニックへ相談したそうです。

現在は家族とも相談しながらクリニックでのレーザー治療を継続し、自宅でのセルフケアもおこなっているとのことです。

【まとめ】いびきが恥ずかしいときは一人で抱え込まず相談が安心

いびきを指摘されて、「恥ずかしい」「誰にも相談できない」と感じてしまう方は少なくありません。特に女性の場合は、旅行やお泊まり、パートナーとの生活などをきっかけに強い不安を覚えることがあります。

いびきは睡眠中の呼吸や身体の状態が関係して起こる症状であり、どんな人でもいびきをする可能性を抱えています。鼻づまりや口呼吸、骨格の特徴、生活習慣などさまざまな要因が関係しているため、決して恥ずかしい悩みではありません。

家族やパートナーからいびきを指摘された場合も、「迷惑をかけている」と一人で抱え込むのではなく、まずは原因を確認することが大切です。

実際に検査や診察を受けることで、不安が軽減されたり、自分に合った対策が見つかったりするケースもあります。

また、セルフケアだけではいびきが収まらない場合には、スリープメディカルクリニックのような「切らないレーザー治療」を提供しているクリニックを利用することが改善への近道になる方もいます。

身体への負担を抑えた治療を受けたい場合には、こうしたいびき治療専門クリニックの利用も検討してみましょう。

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