- いびき治療はCPAPとレーザーのどっちがいい?
- CPAPがつらいけど、レーザーに切り替えてもいい?
- 費用が安いのはどっち?保険は使える?
いびきの治療法を調べていると、CPAPとレーザー治療のどちらを選ぶべきか迷ってしまう方も多いはずです。
結論からお伝えすると、CPAPとレーザーのどっちを選ぶかは、好みではなく「睡眠時無呼吸症候群(SAS)があるか、どのくらい重いか」で決まります。中等症以上の無呼吸があればCPAPが第一選択で、無呼吸がない、またはごく軽い「いびきの音だけの悩み」であれば、レーザー治療が選択肢に入ります。
この2つは同じ「いびき治療」として並べられがちですが、そもそも治そうとしているものが違います。違いを知らないまま選んでしまうと、「高いお金を払ったのに無呼吸が残っていた」「CPAPを自己判断でやめてしまった」といった後悔につながりかねません。
この記事では、CPAPとレーザーの仕組みと効果の違い、3年間でかかる費用の比較、それぞれが向いている人の特徴、受診から治療を決めるまでの進め方まで詳しく解説していきます。
自分にはどちらの治療が合っているのかを知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

いびき・睡眠時無呼吸症候群の改善を支援する専門団体。医師や睡眠改善インストラクター等の専門家と連携し、エビデンスに基づいた最新の睡眠情報を発信。いびきに悩む方やその家族が、正しい知識で適切な対策を選択できるようサポートしています。
いびきはCPAPとレーザーどっち?答えは「無呼吸の重さ」で決まる
まずは、CPAPとレーザーのどちらを選ぶべきかの判断基準を紹介します。
CPAPは睡眠中の呼吸停止(無呼吸)を防ぐための治療で、レーザーはのどの振動を減らして「いびきの音」を小さくすることを目指す治療です。そのため、自分に無呼吸があるかどうかによって、選ぶべき治療が変わってきます。
睡眠時無呼吸の重さは、AHI(1時間あたりの無呼吸・低呼吸の回数)という数値で判定します。日本呼吸器学会のガイドラインでは、AHIによって以下のように分類されています。
| 検査結果 | 状態 | 優先される治療 | レーザーの位置づけ |
|---|---|---|---|
| AHI5未満 | 単純いびき | 生活習慣の改善、鼻の治療、レーザーなど | 音を減らしたい人の選択肢になる |
| AHI5〜15未満 | 軽症のSAS | 減量・横向き寝、マウスピースなど | 医師と相談のうえで検討 |
| AHI15〜30未満 | 中等症のSAS | CPAP、マウスピース | 単独では勧められない |
| AHI30以上 | 重症のSAS | CPAP | 単独では勧められない |
ここで注意したいのは、「いびきがうるさい」というだけでは、単純いびきなのか無呼吸なのかを自分で区別できないという点です。同じように大きないびきでも、検査をするとAHIが4の人もいれば、30を超える人もいます。
家族に「寝ているときに息が止まっている」と言われた方や、日中に強い眠気がある方は、レーザーを検討する前に、まず睡眠検査を受けるようにしましょう。
参考文献:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」
CPAPとレーザーの違いとは?仕組み・効果・費用を比較
ここからは、CPAPとレーザー治療がそれぞれどのような治療なのかを解説していきます。
2つの治療の特徴を知っておくと、どちらが自分の悩みに合っているのかを判断しやすくなります。
CPAPは寝ている間、空気の力で気道を広げ続ける治療
【画像挿入:alt「CPAPは寝ている間、空気の力で気道を広げ続ける治療」】
CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)は、鼻に当てたマスクから一定の圧力をかけた空気を送り込み、睡眠中にのどの奥がふさがるのを防ぐ治療です。
睡眠時無呼吸症候群の方は、寝ている間に舌の付け根がのどの奥へ落ち込み、気道が狭くなったりふさがったりします。CPAPで空気の通り道を内側から押し広げることで、無呼吸といびきの両方が起こりにくくなります。
ただし、CPAPの効果は装着している夜だけです。体質そのものを変える治療ではないため、効果を保つには毎晩使い続ける必要があります。日本呼吸器学会のガイドラインでは、日中の眠気が強い方や中等症〜重症の方に対して、CPAPを第一選択として推奨しています。
レーザーはのどの粘膜を引き締めて振動を減らす治療
【画像挿入:alt「レーザーはのどの粘膜を引き締めて振動を減らす治療」】
いびきのレーザー治療は、軟口蓋(上あごの奥のやわらかい部分)や口蓋垂(のどちんこ)にレーザーを照射し、組織を引き締めて振動を抑える治療です。
近年は、ナイトレーズ、スノアレーズ、パルスサーミアなど、切らずに粘膜を熱で引き締めるタイプが主に行われています。
レーザーが働きかけるのは、のどの「軟口蓋まわり」だけです。舌の付け根の落ち込みや、あごが小さい骨格、鼻づまりなどが原因のいびき・無呼吸には、効果が限られてしまいます。
CPAPとレーザーの比較表
CPAPとレーザー治療の主な違いを、以下の表にまとめました。
| 比較項目 | CPAP | レーザー治療 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 無呼吸を防ぐ(いびきも減る) | いびきの音を減らす |
| 効果の出方 | 装着した夜から。外すと元に戻る | 数回の照射で少しずつ。時間とともに戻ることがある |
| 無呼吸への効果 | ガイドラインで推奨 | 十分な根拠はない |
| 保険適用 | 条件を満たせば適用 | 自由診療が多い |
| 費用の目安 | 3割負担で月5,000円前後 | 3回で約30万円前後 |
| 通院 | 定期的な受診が必要 | 3〜6回程度の照射 |
| 主な負担 | マスクの違和感、毎晩の装着 | 施術時の熱感、一時的なのどの腫れ |
表を見ると分かるように、CPAPは「無呼吸を防ぐ治療」、レーザーは「いびきの音を減らす治療」と考えると、両者の違いが整理しやすくなります。
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会いびきレーザー治療のデメリットや、効果を感じにくいケースについては、以下の記事で詳しく解説しています。

参考文献:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」/横浜市立脳卒中・神経脊椎センター「いびきと睡眠時無呼吸症候群」/銀座PHCクリニック「いびき治療の種類を徹底比較」
CPAPとレーザーの費用を3年間で比較するとどうなる?
【画像挿入:alt「CPAPとレーザーの費用を3年間で比較」】
「CPAPは安いけれどずっと続く」「レーザーは高いけれど通院は短い」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、当協会が調べた料金をもとに、3年間でかかる費用を試算してみました。
| 期間 | CPAP(3割負担・月5,000円で試算) | レーザー(3回コース+年1回のメンテナンス) |
|---|---|---|
| 1年目 | 約6万円 | 約30万円 |
| 2年目まで | 約12万円 | 約35万円 |
| 3年目まで | 約18万円 | 約40万円 |
3年間の総額で比べると、CPAPのほうが安くなる計算です。
ただし、CPAPを保険で使えるのは、検査の結果と症状の条件を満たす方だけです。無呼吸がない単純いびきの方は、そもそもCPAPの保険適用の対象にならないため、「安いからCPAPにする」という選び方はできません。
一方、レーザー治療を検討する場合は、1回あたりの料金だけで判断するのではなく、「何回の施術が必要で、メンテナンスを含めると総額はいくらになるのか」を事前に確認しておくことが大切です。
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会レーザー治療の施術ごとの料金や回数の違いは、「スノアレーズとパルスサーミアの比較」で詳しく紹介しています。

参考文献:銀座PHCクリニック「いびき治療の種類を徹底比較」/C107-2 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料(令和8年度診療報酬改定)
CPAPが向いている人・レーザーが向いている人の特徴
ここからは、CPAPとレーザーがそれぞれどのような方に向いているのかを紹介していきます。
自分がどちらに当てはまるのかを確認しながら読み進めてみてください。
CPAPが向いている人と保険で使える条件
CPAPが向いているのは、検査で中等症以上の無呼吸があると分かった方です。特に、以下に当てはまる方は、レーザーよりもCPAPを優先して検討します。
- 家族に「寝ているときに息が止まっている」と言われた
- 会議中や運転中に眠くなることがある
- 朝起きたときに頭痛がある、熟睡感がない
- 高血圧や心臓の病気を指摘されている
保険でCPAPを使えるかどうかは、検査の結果と症状によって判断されます。
2026年6月の診療報酬改定後の基準では、AHIが15以上で、日中の強い眠気や起床時の頭痛などによって日常生活に支障がある場合など(AHI30以上の場合は自覚症状の条件を満たせば対象)が目安とされています。細かな条件や検査方法は、受診先の医療機関で確認してください。
また、2026年の改定では、CPAPの使用時間が直前3か月のすべての月で1日平均1時間未満の場合は、指導管理料を算定しないという規定も設けられました。CPAPは「機械を借りたら終わり」ではなく、毎晩使い続けることが前提の治療だということを覚えておきましょう。
レーザーが向いている人の特徴
一方、レーザー治療を検討しやすいのは、以下のような方です。
- 検査で無呼吸がない、またはごく軽いと分かっている
- いびきの主な原因が軟口蓋の振動だと医師に言われた
- 家族や旅行の同室者に迷惑をかけたくないなど、「音」の悩みが中心
- 自由診療の費用と、効果に個人差があることを理解している
【画像挿入:alt「レーザーが向いている人の特徴」】
無呼吸がない単純いびきの方は、CPAPの保険適用の対象になりません。そのため、「家族にいびきを指摘されるのがつらい」「出張で同室の人に迷惑をかけたくない」といった音の悩みを解決したい場合に、レーザーが現実的な選択肢になります。
レーザーより先に検査や別の治療を考えたい人
以下に当てはまる方は、レーザー治療を受ける前に、検査や別の治療を検討したほうが良い可能性があります。
- 呼吸停止の指摘や強い日中の眠気など、無呼吸のサインがある
- 鼻づまりがひどい(先に耳鼻咽喉科で鼻の治療を検討)
- 体重が増えてからいびきが始まった(減量で改善することがある)
- あごが小さい、舌の付け根が落ち込みやすい骨格(マウスピースが合うことがある)
【画像挿入:alt「レーザーより先に検査や別の治療を考えたい人」】
特に注意したいのが、無呼吸のサインがある方です。レーザー治療でいびきの音だけが小さくなると、無呼吸が残っていても家族が気づきにくくなってしまいます。
研究で分かっているレーザー治療の注意点
いびきのレーザー治療には、組織を切除する「LAUP(レーザー口蓋垂軟口蓋形成術)」と、切らずに引き締めるタイプがあります。研究の蓄積が多いのは、以前から行われてきたLAUPです。
2017年に発表されたLAUPの研究をまとめた解析では、無呼吸の指標(AHI)は平均で約32%下がった一方、44%の患者でAHIがかえって悪化していました。日本呼吸器学会のガイドラインでも、LAUPについて次のように記載されています。
瘢痕拘縮による気道狭窄出現の報告がある.
引用:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」
現在主流の「切らずに引き締めるタイプ」は、組織を切除しない点でLAUPとは別の治療なので、この結果をそのまま当てはめることはできません。ただし、こちらは研究の数がまだ少なく、無呼吸を減らす効果や、効果がどのくらい続くかは十分に確かめられていません。
参考文献:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」/C107-2 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料(令和8年度診療報酬改定)/Camacho M, et al. Sleep. 2017;40(3):zsx004./Wischhusen J, et al. Nat Sci Sleep. 2019;11:59-67.
「レーザーを受ければCPAPをやめられる?」よくある誤解に注意
【画像挿入:alt「レーザーを受ければCPAPをやめられる?よくある誤解に注意」】
CPAPを使っている方の中には、「レーザー治療を受ければ、CPAPを卒業できるのでは?」と考える方も少なくありません。
しかし、CPAPをやめられるかどうかは、レーザーの前後で睡眠検査を受け、AHIがどこまで下がったかで判断するものです。「いびきの音が小さくなった」という感覚だけで、自己判断でCPAPをやめるのは避けてください。
こうした誤解の背景には、いびきと無呼吸の関係があまり知られていないことがあります。当協会が実施した調査では、以下のような結果が出ています。
- いびきを「病気のサイン」と考える人は13.4%にとどまった
- 家族の「睡眠中に息が止まっている」と分かっても、52.7%が「しばらく様子を見る」と回答した
- 「いびきがなくても睡眠時無呼吸の可能性がある」ことを知らなかった人は44.5%だった
特に3つ目の結果は、レーザー治療を考えるうえで重要なポイントです。いびきの音が消えたからといって、無呼吸まで消えたとは限らないからです。
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会調査の詳しい結果は「いびきは病気のサインと考える人は13%」「息が止まっていても半数以上が様子見」「いびきを伴わない無呼吸の認知調査」で紹介しています。
参考文献:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」
ケース別に見るCPAPとレーザーの選び方
ここでは、CPAPとレーザーの選び方をイメージしやすくするために、3つのケースを紹介します。
体重が増えてからいびきが大きくなり、妻に「息が止まっている」と言われた。会議中に眠くなることもある。自宅でできる簡易検査を受けたところ、AHIは32で重症の睡眠時無呼吸と診断された。
→ CPAPを開始。あわせて減量にも取り組み、数か月後に再検査で状態を確認する方針に。
体型は標準で、日中の眠気はない。出張で同室の同僚にいびきを指摘されたのがきっかけ。検査ではAHIは4で、無呼吸はほぼないと分かった。診察では軟口蓋の振動が主な原因と説明された。
→ CPAPの保険適用の対象外のため、レーザー治療を検討。費用総額と回数をカウンセリングで確認してから決めることに。
ここ数年でいびきを指摘されるようになり、朝の熟睡感も少ない。検査ではAHIは12で、軽症の睡眠時無呼吸だった。
→ まずは横向き寝の工夫やマウスピースを検討。レーザーは医師と相談し、治療後に再検査することを前提に考える。
このように、同じ「いびき」の悩みでも、検査の結果によって選ぶべき治療は変わってきます。
参考文献:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」/槙原絵理「オーラルアプライアンスによる睡眠時無呼吸の機能回復」日補綴会誌 9巻4号(2017)
CPAPとレーザーで迷ったときの進め方
ここからは、CPAPとレーザーで迷ったときに、受診から治療を決めるまでの流れを紹介していきます。
どちらの治療にするか決めきれない方は、こちらの流れに沿って進めてみてください。
受診から治療を決めるまでの4ステップ
【画像挿入:alt「受診から治療を決めるまでの4ステップ」】
- 睡眠外来・呼吸器内科・耳鼻咽喉科を受診する:いびきの状況、日中の眠気、家族からの指摘を伝えます。スマートフォンのいびき録音アプリの記録があれば持参しましょう。
- 睡眠検査を受ける:まずは自宅でできる簡易検査を行い、必要に応じて一晩かけて詳しく調べる検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)を受けます。
- AHIと原因をもとに治療を決める:中等症以上ならCPAP、軽症ならマウスピースや生活習慣の改善、無呼吸がなければレーザーなども選択肢になります。
- 治療後に効果を確かめる:レーザーやマウスピースを選んだ場合も、治療後に再検査を受けると、無呼吸が隠れていないかを確認できます。
いちばん大切なのは、ステップ2の睡眠検査です。検査で無呼吸の有無と重さが分かれば、CPAPとレーザーのどちらを選ぶべきかは自然と絞られていきます。
レーザーのカウンセリングで聞いておきたいこと
検査の結果、レーザー治療を検討する場合は、カウンセリングで以下の点を確認しておきましょう。
- 自分のいびきの原因は、レーザーが届く軟口蓋まわりか
- 施術前に睡眠検査の結果は必要か(検査を勧めてくれるか)
- 何回の照射が必要で、メンテナンスを含めた総額はいくらか
- 効果が出なかった場合や、いびきが戻った場合の対応はどうなるか
- 施術後の痛み、腫れ、のどの違和感はどのくらい続くか
参考文献:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」
無呼吸がない人のいびきレーザー治療なら「スリープメディカルクリニック」がおすすめ

- 切開を必要としないレーザー治療「スノアレーズ」を導入
- 1回99,000円、3回コース297,000円(2026年5月時点)
- 駅近・夜間対応など通いやすさも魅力のひとつ
検査で無呼吸がない、またはごく軽いと分かり、「いびきの音を減らしたい」という方には、スリープメディカルクリニックのレーザー治療「スノアレーズ」も選択肢のひとつです。
切開を伴わない治療方法を採用しているため、「手術は避けたい」「ダウンタイムが不安」という方が相談しやすいクリニックです。駅近エリアを中心に複数院を展開しているので、複数回の通院が必要なレーザー治療でもスケジュールを組みやすくなっています。
なお、スノアレーズは自由診療のため保険は適用されません。施術後に一時的なのどの腫れや違和感が出ることがあり、効果には個人差があります。
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会スノアレーズの口コミや、効果を感じやすい人・感じにくい人の特徴については、下記の記事で詳しく解説しています。
>> スノアレーズの口コミ・評判を見る

CPAPとレーザーに関するよくある質問
最後に、CPAPとレーザー治療についてよく寄せられる質問にお答えします。
CPAPがつらいのですが、レーザーに切り替えてもいいですか?
自己判断での切り替えは勧められません。中等症以上の無呼吸がある場合、レーザーだけで無呼吸を十分に減らせる根拠はないためです。
CPAPがつらい場合は、まずマスクの種類や圧の設定を主治医と相談しましょう。CPAPがどうしても使えない場合の代わりとして、マウスピースが勧められることもあります。
マウスピースはCPAPやレーザーと比べてどうですか?
マウスピース(口腔内装置)は、下あごを前に出した状態で固定して気道を広げる装置です。ガイドラインでは、CPAPの適応とならない軽症〜中等症の方や、CPAPが使えない方に提案されています。
医科で睡眠時無呼吸と診断され、紹介状を持って歯科を受診すると、保険で作れる場合があります。
無呼吸がなくてもCPAPは使えますか?
保険でCPAPを使うには、検査の結果と症状の条件を満たす必要があります。無呼吸がない単純いびきの場合は、保険適用の対象にはなりません。
いびきのレーザー治療は保険が使えますか?
ナイトレーズ、スノアレーズ、パルスサーミアなど、粘膜を引き締めるタイプのレーザー治療は、自由診療で行われることがほとんどです。
一方で、耳鼻咽喉科では、手術として保険診療でレーザーを使う医療機関もあります。受診前に、保険診療か自由診療か、総額はいくらかを確認しておきましょう。
参考文献:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」/槙原絵理「オーラルアプライアンスによる睡眠時無呼吸の機能回復」日補綴会誌 9巻4号(2017)/銀座PHCクリニック「いびき治療の種類を徹底比較」
【まとめ】いびきはCPAPとレーザーどっち?まずは検査で無呼吸の有無を確認しよう
「CPAPとレーザーのどっちを選べばいいのか」という疑問を解消するために、2つの治療の違いや費用、向いている人の特徴などを詳しく紹介してきました。
CPAPは無呼吸を防ぐ治療、レーザーはいびきの音を減らす治療で、そもそも目的が異なります。中等症以上の無呼吸がある場合はCPAPが第一選択となり、レーザー単独での治療は勧められません。
一方、無呼吸がない、またはごく軽い「音の悩み」であれば、レーザー治療が現実的な選択肢になります。
また、レーザー治療を受けたあとも、CPAPをやめるかどうかは再検査で判断することが大切です。
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会どちらの治療が合っているかで迷っている段階なら、最初の一歩は睡眠検査です。検査で無呼吸の有無が分かれば、自分に合った治療を選びやすくなります。
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会下記記事では、実際にいびきレーザー治療を受けた方の体験談を紹介していますので、ぜひ参考にされてください。


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